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要注意!失敗する窓の防犯対策


強化ガラスに防犯効果はありません!

強化ガラスを防犯ガラスと勘違いしておられる方がいます。強化ガラスとは、普通のガラス(フロートガラス)に熱処理を加えて、急激に冷やすことで、表面の強度を高めたガラスです。

通常のガラスに比べ3.5倍から4倍ぐらいの耐圧強度がありますが、先のとがった物でたたくと簡単に砕けてしまうのが特徴です。

割れた破片が鋭くないので安全ガラスともいわれますが、防犯効果はありません。また強化ガラスに防犯フィルムを貼ってもやはり効果がないのでご注意ください。


ペアガラスに防犯効果はありません!

ペアガラスとはガラスとガラスの間に空気層を持たせ、断熱&結露防止として使われるようになったガラスです。

Low-eガラスという断熱効果に遮熱効果をプラスした夏冬対応タイプもありますが、ガラス自体に防犯対策が施されているわけではないので注意してください。

2枚ガラスがあると、侵入に手間になるように思えますが、プロの泥棒なら10~15秒ほどでガラスを割って侵入して来ます。


網入りガラスに防犯効果はありません!

網入りガラスは、ガラスの中に網(ワイヤー)を封入したガラスで、防火ガラス、または防火設備用ガラスとよばれ、火災時に飛散を抑えることを目的としたガラスです。

その特性上ガラスを割るとガラスが飛び散りませんし音もあまり出ないので、かえって空き巣には好都合になることが。

防犯フィルムを貼る事でガラスの強化ができますが、熱割れという現象が生じる事もあるので専門家と相談して対策を講じることをおすすめします。


まとめ

空き巣犯に一番よく狙われるのが窓です。

最近の犯行はどんどん大胆になってきています。より強硬な手口に対応するには時間もお金も掛かることは覚悟しなければいけませんが、まずは自分でも出来る事から始める事が大切です。

窓の防犯対策はポイントを押さえて行いましょう!

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日本ウインドフィルム協会
理事長 寺光 英幸
東京都港区北青山3−7−7